
みらい経営支援センター
小野英範税理士事務所
九州繁盛資料館
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| [Vol.64] 2008.05.01 |
仕事のプロになるための成功法則99
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| すべり込みセーフは、出世アウト |
昔、当社に若い新人の女子社員がいました。ある朝、5分間遅刻して、肩でハアハア息をしながら私の席へ謝罪に来ました。「すみません。目覚まし時計が壊れていて鳴らなかったんです。もう古いんです。新しいのを買います。明日からは目覚まし時計を2つにして、絶対に遅刻しません」
あきれて怒る気にもならず、「そうか、わかった。頑張ってくれたまえ」といかめしく言い、トイレに駆け込んで大笑いをしたものです。その社員にとって遅刻の原因は自分にはなく、目覚まし時計にあったのです。だから私は悪い人ではなく、目覚まし時計の犠牲者であるという理屈です。新人だから罪がない。許せる範囲のことです。「明日からは始業30分前に出社しなさい。以上」で一件落着します。以後、その子が寝床に目覚まし時計を2つ置いたかどうかは知りませんが、遅刻は二度としなかったと記憶しています。
社歴8年、そろそろ役職に手が届きそうな佐川はいつも始業時間ギリギリに出社します。だいたい8時58分というのが平均値です。なぜこういう正確な数値が出るかというと、毎朝上司の課長が胃が悪くなる思いをしながらイライラしているからです。しかし遅刻はしないのです。まさに名人芸。多少の早い遅いはあっても、9時前には必ず来るのです。「あと10分早く出社してください」と、課長は何度も注意しました。その時は殊勝に「はい」と言うのですが、いっこうに改まりません。上司がきつく言うと「私は毎日夕方1時間はサービス残業しています。その分残業費を出してくれるのであれば朝早く出てもいいですよ」と反発をする始末です。
その後社内事情が変わり、全員30分早く出社することになったので、佐川は退職していきました。
朝のギリギリ出社には、2つのタイプがあるようです。
1つは、時間にルーズな性格です。この人は時間感覚がたるんでいます。緊張感を失っています。約束時間も、提出物も、報告も、ちょっとアクシデントがあると遅れる人です。ビジネスの世界では信用されない性格です。
もう1つは、"早く出社するのは損"という損得勘定で動く人です。実は佐川はこのタイプの人でした。課長は知らなかったようですが同僚はみな知っていました。佐川は毎朝会社の近くの喫茶店でコーヒーを飲み新聞を眺めて時間を潰していました。「会社は9時からで、それ以前は給料に入っていない。1分でもただで働くのは損」と思い佐川は腕時計を見て9時ギリギリに出社していたのです。一見賢明なようですが、佐川は自分の時間を会社に切り売りしている時間給労働者の意識から脱け出していません。佐川に早出や残業をしてもらうには、"お金で釣る"以外に方法はないでしょう。
ギリギリ出社でよく遅刻する人で出世した人はいません。まだ誰も来ていない会社に毎朝一番出社を続ける人で出世しない人は1人もいません。
早寝早起きしましょう。一番出社の社員になりましょう。
(感想)
私も家に帰れば、一児の母です。娘は今年から小学校へ入学し、700メートルの道のりを歩きます。寝起きがとても悪い娘だったのですが、一年生になった途端、6時すぎには起きる様になりました。何で?と聞くと、「学校行くのが楽しいから」と笑顔で言いました。朝食もきちんと食べる様になって、本当にうれしい成長です。 登校班の集合場所へも早めに行き、お友達とおしゃべりする余裕もあります。 私も娘を見習って、何事にも余裕をもって行動することを心掛けたいと思います。 |
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