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[Vol.55] 2007.12.16

仕事のプロになるための成功法則99

簡単な仕事こそよく考えよ!

  上司に「大阪に出張するから、東京からの新幹線の切符を買っておいてください」とたのまれたとします。あなたはこの仕事を完璧にこなせるでしょうか。この仕事を実行する前に、あなたの頭の中に次のような疑問点が浮かんできます。

いつの切符を買えばよいか。
いつまでに切符を入手すればよいか。
どこまでの切符か。特急券は新大阪までとして、乗車券はどこまでを買えばよいか。
片道でいいのか。往復か。
誰が行くのか。上司1人か、同伴者が何人いるのか。
新幹線はのぞみか、ひかりか。グリーン車か指定席か自由席か。喫煙車輌か禁煙車輌か。
買ってきた切符はすぐに上司に渡すのか、上司から催促されるまで預かっておくのか。

 これらの点を一つひとつ潰していけば、仕事のアウトラインが明確になります。
 しかしこれだけでは新入社員の仕事の仕方です。本当に質の高い仕事をするためには これだけでは足りません。

よく考えればこんなに出てくる!

上司の望む時間の切符がとれない時はどうするか。次の列車でもいいのか。1時間早い新幹線でもいいか。あるいは飛行機でもよいか。
席は窓側がいいか、通路側がいいか。ドアに近い席がいいか、車輌のまんなかあたりがいいか。ドアに近いところは乗り降りは便利ですが、人通りが頻繁で落ち着けなかったり、風が吹くといった欠点があります。
席は進行方向の右と左のどちらがいいか。ある商社では外国人を乗せる時は、東京から大阪方面に向かう車輌の右側の席を手配するそうです。富士山がよく見えるようにという配慮なのです。
複数の人が行くなら、場合によっては席がばらばらに離れてもよいか。
仮に泊まりの出張の場合はホテルの手配をどうするか。ホテルの場所はどのあたりがよいか。宿泊料はいくらぐらいのホテルがよいか。禁煙ルームか。朝食は付けるか、付けないか。

「新幹線の切符を・・・」という雑用でも、よく考えればこれだけ奥が深いのです。
「はい、わかりました」と返事をして飛び出す人は、質問の電話を何度も入れて、上司を辟易させることになります。
 仕事ができる人は「切符を・・・」と言われたら、すぐに上に挙げたような疑問点を思いつき、メモに書き出して上司に確認をします。時には上司本人すら思い及ばなかったことを質問することによって、上司から「よく気づいてくれた」と感謝されます。
どんな仕事でもよーく考えれば、おもしろくなるものです。


(感想)
 相手の一言で、配慮がすべてに行き渡るようになるまでには、同じ様な仕事を何度もこなす事が必要ではないかと思います。繰り返していくうちに、違うパターンが見えてきてそれを接ぎ合わせていけば、きっと100点満点の仕事が出来ると思います。

どんな雑用でも仕事は仕事。次にどういう行動を起こせばよいかという事が自然と身につくようになります。

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