
みらい経営支援センター
小野英範税理士事務所
九州繁盛資料館
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| [Vol.51] 2007.10.16 |
仕事のプロになるための成功法則99
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| 上司から信頼される報告の実戦的技術(報告4) |
報告の実践的技術を続けます。
(6)失敗した事、言いにくいことを報告しましょう。
失敗や思わしくない状況を、いつもまっ先に報告する社員がいます。
「社長、まずいことが起きました」が口癖です。そのたびに社長もいやな顔をします。社員はかまわずことの仔細を冷静に、客観的に報告していきます。しだいに社長も真剣に聞く姿勢になります。「よし、わかった。お客様への対応は私がやる。工場に代替品の制作を急がせてくれ。その調整は、君がやってくれ」と、社長も重い腰を上げざるを得ません。
いつもこの調子です。
この社員、社長から見ると不愉快な人間です。実は違います。社長は言います。「おいしい報告を持ってくる社員ばかりだったら私はいい気分になってだんだん腐ってしまいます。あの男はまずい報告ばかり私に食べさせます。私は『まずい』と言って吐き出すわけにはいかない。自ら動いて問題解決しなくてはならない。私の経営力が錆びつかないのはあの男のおかげです」
現実の仕事には失敗や手違いがつきものです。そんな時、私たちは自分を守りたい心理にかられます。恐い社長や上司を前にするとなおさらです。だがここで勇気を奮い起こすのです。後になって大損害になり進退問題になることもあります。今なら叱られるだけで済みます。失敗はすぐ報告しましょう。
(7)事実と主観を分けて報告しましょう。
「伊藤博文は、日本で一番偉大な総理大臣でした」という報告があるとします。この報告をあなたはどう評価しますか。結論は、悪い報告です。なぜか。事実ではないからです。
"一番偉大な"という表現は、報告者の主観です。「伊藤博文は、日本で一番最初の総理大臣です」これは万人が認める事実です。事実と主観をごちゃごちゃにしてはいけません。
これと似たようなことは、日常の報告の中で頻繁に発生しています。「アート社の社長は派手好きです」と上司に報告します。上司はあなたの主観を鵜呑みにして誤った先入観を持つかもしれません。「アート社の社長のスーツはアルマーニ、時計はロレックス、車はロールスロイスです。美術品の収集が趣味だと言っていました。派手好きな人かもしれません」この報告は事実を中心にしているので信用度は高い。なぜならこの社長は単なる派手好きではなくて、本物志向の人かも知れないからです。
主観と似たものに、希望的観測があります。好ましくない報告の中で「まぁ、大丈夫だと思います」とか「何とかなるんじゃないでしょうか」と事態のまずさをぼやかすのです。
これも上からの評価を下げたくないという防衛心の表れです。それでうまくいかなかったら、どう責任を取るのでしょうか。後ですぐはっきりする希望的観測は慎むべきです。
事実を正しく把握して伝え、必要であれば自分の主観を後で付け加える。これが優れた報告の技術です。
(感想)
(6)悪い報告は、後処理が必要になってきます。それは、いち個人ではなく上司や社長にも関ってくる問題です。まずは、悪い報告をし、指示を待つよう心がけます。
(7)どんな業種でもそうですが、経理業務は特に事実認定が一番必要ではないかと思います。事実を確認し、事実を報告しないと間違った処理をしかねませんので、注意したいと思います。 |
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