
みらい経営支援センター
小野英範税理士事務所
九州繁盛資料館
大分県日田市上手町1-1
TEL:0973-26-0031
FAX:0973-26-0032 |
|
|

| [Vol.47] 2007.8.16 |
仕事のプロになるための成功法則99
|
| 上司の指示命令を復唱せよ(命令C) |
あなたは上司から指示命令を受ける時に、復唱をしていますか。この質問に「はい」と答える人は、どのくらいいると思いますか。ピカピカの新入社員の場合は約70%います。それが半年後には50%、1年後には30%に減ります。社歴5年ともなれば、10%にも満たない数字になります。
新入社員は「命令を復唱しなさい」と教育されるから%が高い。どんどん数字が下がっていくのは部下が復唱なんかめんどうくさいと思ってしなくなるからです。また上司がそれを許してしまうからです。上司が指示したことばをオウムのように言い返す復唱は、あまり格好のよいものではありません。軍隊や自衛隊における上官と部下のガチガチの上下関係を連想させます。お互いに窮屈な感じになります。だから上司も部下に「復唱しろ」とうるさく言わなくなるのです。
復唱が無用の長物なら、なくてもかまいません。しかし復唱は決して無用の長物ではありません。上司は指示を過不足なく正確に出す力がありません。部下は上司の指示を誤りなく正確に受け止める力がありません。そのため指示命令が正しく実行されません。間違いやケアレスミスが多発しています。毎日どこかの部署で「言った」「聞いていない」のもめごとが起きています。時間と労力とお金が無駄に浪費されています。上司と部下の人間関係が悪くなっていきます。これをカバーするのが復唱です。復唱は必要不可欠な大事なものです。
知人の元自衛隊幹部が「命令に対する復唱は、人間は間違いを犯すという前提に立った安全弁なのです」と語っています。自衛隊員は国と国民の生命を守る任務を背負っています。上司の命令は、国家の命令です。ゆえに一言一句おろそかに聞くことは許されません。たとえば「明日午前10時に市ケ谷へ行ってくれ」と指示を受ければ「はい、明日午前10時に市ケ谷に行って参ります」と復唱します。
元自衛隊幹部は、復唱の意義を4つ挙げてくれました。
●指示命令や情報の伝達が正しく行われたかをその場で双方が確認できる。
●部下は自分の聞き漏らし、聞き間違いをその場で発見できる。
●上司は自分が出した指示命令の正当性をその場で確認できる。
●言い足りなかったこと、聞き足りなかったことをお互いにその場で補い合える。
さらにプラスアルファの情報をその場で交換し合える。
以上の4つです。元自衛隊幹部はこう付け加えました。「今の4つの中に共通する言葉があります。『その場で』という言葉です。これこそ復唱の命です」
そうです。“その場”の変更や修正ならば時間も労力もお金もかかりません。もしかかってとしても小さい損失で済みます。復唱が大事だと思う社員になりましょう。復唱できる社員になりましょう。復唱する社員になりましょう。
(感想)
復唱する事で自分自身の確認にもなるし、上司や周りの人も確認できて、ミスが減ると思います。上司の方も部下が忘れているとき「復唱は?」と声をかけてくれるとありがたいです。
|
|