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[Vol.39] 2007.04.16

仕事のプロになるための成功法則99

規則を守り会社の品格を上げよ

 営業マンとして若い男を一人採用しました。出社したその新入社員を見て営業部長は驚きました。面接の時は黒かった髪が赤いのです。「何だその髪は。それじゃお客さまのところへ行けないじゃないか。すぐ直してきなさい」
 新入社員は明るい声で答えました。「いいじゃないですか。個人の自由でしょ。就業規則に茶髪はいけないとは書いてありませんし。営業に行ったっておかしくないですよ」
 営業部長は会社の顧問弁護士に「解雇できるかどうか」相談しました。弁護士は「茶髪は社員のプライベートな部分です。できません。会社は社員の私生活を侵害することはできません」と説明しました。
 新入社員は現在も赤い髪のまま在籍しています。営業部長は横目で見て苦い顔をしています。
 弁護士が言っていることは正しいでしょう。茶髪でクビになった社員が告訴すれば会社は負けるでしょう。
 しかし会社はたとえそうなることが予想されても、茶髪を直さない社員はクビ(処罰)にすべきなのです。

 就業規則に「当社の社員としてふさわしい服装、身だしなみをすること」とあります。ふさわしいかどうかは会社すなわち上司が判断することです。社員が判断することではありません。茶髪禁止と明記されていなくても、注意して改めさせ、改めなければ就業規則違反で処罰するのが筋です。ですからこの社員茶髪問題は本来、弁護士などに相談すべき問題ではなかったのです。

 会社には格というものがあります。"品格"です。格はその会社にどういう人がいるかで決まります。格上の会社は服装、身だしなみがきちんとした人が揃っています。格下の会社は身だしなみがだらしなくてもうるさく言うと、労働力不足をきたすので見逃しています。
会社の規則規律は、組織を円滑に運営していく上で、なくてはならないものです。と同時に会社の品格を上げる(組織を強化する)効果的な手段でもあります。
規則違反に厳しい会社がいい会社です。交通規則を破れば即罰金減点ですが、会社も規則規律違反は即処罰する。規則違反は注意したり叱ったりの対象ではなく処罰の対象です。

ある会社では、事故で遅刻しても風邪で休んでも一切言い訳が通りません。一度は始末書で済んでも二度目は罰金、減給等の罰が下されます。「たかが遅刻であそこまで厳しく罰しなくても」とあなたは思うかもしれません。そう思うあなたはまだわかっていません。
 
人は自由気ままを求めるものです。会社が社員の規則違反を1つ見逃せば、後は雪崩のように違反が横行します。会社は下品な無頼漢の集団になります。それは会社にとっても社員にとっても不幸です。ですから厳罰で臨むのです。それによって会社を品格ある人間の集団にするのです。あなたはいついかなる場合も会社の規則を守る社員になりましょう。

(感想)
5S活動の中の最後のSである"しつけ"。このくらいは世間の常識と思わず、簡単な一文で具体的にルールを作りましょう。目に見えるところに掲げ、意識して守っていきましょう。全員で行うことで会社の品格が上がっていきます。

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