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[Vol.38] 2007.04.01

仕事のプロになるための成功法則99

上下のケジメをしっかりつけよ

 社長が社員の名前を「ゴンちゃん」「みよちゃん」と通称やあだ名で呼び、社員が社長を「親父さん」などと呼んでいる会社があります。

 こうした会社では日頃から命令拒否や命令違反が行われ、仕事のミスが多発し、無駄がはびこっています。部下が間違ったやり方で仕事をしています。上司が「こうしたほうがいいんじゃないの」と助言します。部下は「いえ、私はこのほうがいいと思います」と自己流を通します。拙劣な仕事のやり方が改まりません。

 きちんとした挨拶ができていません。部下は「おはよっす」と入ってきます。上司の顔など見ません。上司のほうも「う」と言うだけで書類に目を戻します。こんな会社だから外からお客様が来ても、きちんと対応できる人がいません。みんな知らん顔をしています。お客様は不愉快になり内心「ダメな会社だ」と思います。

 会社は家庭や学校と違います。会社は"目的達成の組織です。会社の目的は利益を出すこと、社員を幸福にすること、潰れずに長く存続することです。この目的を達成するため、会社の組織はピラミッド型をしています。

 世界中のすべての会社がピラミッド型であり、過去の歴史上のすべての会社がピラミッド型です。これは未来永劫続きます。民主的な先生が「ピラミッド型は古い、これからはネットワーク型や文鎮型のフラットな組織の企業が伸びる」などと言いますが、ネットワーク型も文鎮型もピラミッド型の一種であり、こんな誤った考えに惑わされてはいけません。ピラミッド型の組織は上下関係で成り立っています。トップに社長がおり、その下に大幹部、中堅幹部、一般社員の順に階層を作っています。

 上は命令する人であり、責任を負う人であり、下を教育する人です。下は仕事の実行者であり、報告する人であり、上を補佐する人です。つまり、社内の人間関係は、仲よし関係でもお友だち関係でもありません。家庭や学校は親と子、先生と生徒が平等ですが、会社は封建時代の主人と使用人に近い上下関係があります。

 社員は上司を「社長」「課長」と役職名で呼ばなくてはなりません。上司には"礼"をもって接しなければなりません。朝の「おはようございます」は上司の席の前へ行ってきちんとする。呼ばれたら「はい」と返事をして直ちに上司の前に立つ。これが上司に対して部下が取るべき態度です。
 この上下関係が崩れると会社はダメになります。初めの例に挙げたように命令が行われず、みんなが無責任なだらしない会社になります。

 上下のケジメをつけましょう。もし、上司が下へ降りてきて友だちのような口をきいても、あなたはそれに合わせてなれなれしくしてはいけません。そうした時でも返事、挨拶はきちんと行いましょう。「です」「ます」調のていねいな言葉遣いで話しましょう。

(感想)
 きちんとした挨拶、上下関係での言葉遣いができない人達の会社では、良い秩序は築かれない。当然それは会社全体として社外的に評価されない。そんな会社に発展はないでしょう。"平等"と言う言葉を履き違えないで、私も組織の中の一人として、気持ちの良い挨拶を心掛け、相手に不快感を与えるような言葉遣いをしないよう、上下関係のケジメはきちんと行いたいと思います。

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