
みらい経営支援センター
小野英範税理士事務所
九州繁盛資料館
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| [Vol.12] 2006.03.01 |
自分の中に、異常値の「基準」を持とう!
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会社の数字を見るにあたって大事なのは、何をもって「異常あり」と判断するかです。
この基準とする値を、社長と経理が共通認識していなければなりません。そうでないと、経理としては「異常なし」と考えていても、社長としては「そういうことはもっと早く伝えてほしかった」ということになりかねません。
社長は、目標に向かって売上を伸ばすことに意識が集中しています。ライバル社の動向等は気になりますが、経理データの細かいチェックまではできません。
経営分析指標だけを参考にするのではなく、自分の会社の妥当値を知っておくことが大事です。売掛金や在庫であれば、売上高の何ヵ月分に相当しているのかを確認し、会社の回収サイトや回転率とのズレが無いかを確認します。
どの科目は、何と関係しているのかを考えて、問題が無いかどうかを検証する習慣をつけるようにしましょう。 |
景気が後退して、どの会社も3つの過剰が問題になっています。
設備 と 借入金 と 人の過剰 です。
この3つが大きくなると、おカネの効率が悪くなります。
そうは言っても、必要な設備投資をしていくと、借入金もセットで膨らんでいきます。借りたおカネは返さなければなりませんので、会社が成長していくにつれ、おカネの移動も激しくなっていきます。
借金は本来、利益から返済していきますから、利益計画が予定通りに行かないと、返済が苦しくなり、資金繰りに詰まるのは目に見えています。
そこで"財務ナビゲーター"としては、最悪のケースを想定して、出来るだけ長期で借り入れをし、毎月の返済金額を少なくするように銀行と交渉します。
また、どの会社でも、最大のコストは人件費です。景気がいいときの人員体制のまま、余剰人員を抱えた状態では、利益を出すことは出来ません。
社長は、人件費の問題を避けたがりますので、"財務ナビゲーター"が嫌われ者になって、時間をかけて説得しないと話が進みません。
この3つの過剰を積極的に整理して、身軽になった会社が業績を回復しています。
会社のサイズをコンパクトにして、設備や人員を抑えれば、資金繰りや借り入れ手続きのために経営者がわずらわされる時間が減り、より効率的に経営が出来ます。
余分なものは捨てて必要なものだけで経営したほうが、きっとゴールへも早く到達できるのではないでしょうか。
しかし、最大の経営資源も人であることはいうまでもありません。 |
| 【お知らせ】 |
最近亡くなられた詩人茨城のり子さんの詩集をお届けします。
自分を見直すよい詩だと思います。
自分の感受性くらい
ばさばさに乾いていく心を
ひとのせいにするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しなってきたのを
友人のせいにするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
だめなことの一切を
時代のせいにするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ |
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