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[Vol.77] 2008.11.16

仕事のプロになるための成功法則99

言行一致の人間になる方法

 ビジネスマンの9割がかかっている病気があります。その病名は『思います病』。口の病気のように見えますが、実は心の病気です。自覚症状がないので、誰も自分の病気に気づいていません。

 「明日からは8時までに出社したいと思います」「1日100軒、電話セールスをしたいと思います」「毎日8社、ユーザー回りをしたいと思います」などなど。会議、打ち合わせ、朝礼では「したいと思います」のオンパレードです。

 さて、結果はどうでしょうか。たぶん出社時間は8時45分、電話セールスはせいぜい80軒、ユーザー回りは6社どまりというのが通り相場でしょう。言ったことが、言葉通りに実行されません。

 私たちは自身がない時、決意や決心が定まらないとき、無意識のうちに「したいと思います」という表現を使います。これは"逃げ言葉"です。「8時までに出社したいと思います。しかしひょっとしたらできないかもしれません。その時は責めないでください」という自己弁護の心理がつい「思います」と言わせるのです。

 できないかも知れない、無理かも知れないと思いながら実行することが、果たしてうまくいくのでしょうか。うまくいくはずがありません。なぜなら行動する前から心は失敗するであろう方向に傾いているからです。

 聖書は「はじめに言葉ありき」(新約聖書ヨハネ伝1章)という文で始まっています。この世界の創造は神の言葉から始まった、すなわち「言葉は神である」という意味です。

 また日本にも古来から、言霊(ことだま)という言葉があります。言葉には不思議な魂が宿っており、その力が働いて言葉通りの現象がもたらされるという意味です。

 言葉には、すごい力が宿っています。私たちは、言葉で言った通りの人間になるのです。換言すれば、「やります」と言えば実行され、「やりたいと思います」と言ったことは永遠に実行されないのです。

 言葉の威力を知りましょう。曖昧な表現をやめましょう。強い言葉で、断定的に言い切る習慣を身につけましょう。そのために、次の2点を実行しましょう。

(1)「したいと思います」「するつもりです」「努力します」「頑張ります」という曖昧な表現はやめましょう。「します」「こういう行動を取ります」と断定言葉を使いましょう。

(2)「頃」「ぐらい」「午後一番」などとごまかし幅のある表現はやめましょう。「9時頃(ぐらい)」と言うから、9時10分になるのです。「午後1番」も巧妙な逃げ口上。「午後1時ジャスト」と明快に言い切りましょう。

「8社ユーザー回りをします」と断言しても現実にはできないこともあるでしょう。うそつき、口先ばかりと批判されるかもしれません。いいのです。それでも強く明快に言い切る習慣を身につけるのです。やがて言霊が、あなたのからだと精神に深く乗り移っていきます。いつかあなたは言行一致の人になれます。

(コメント)
 「思います病」私も重症です。何かと出てくる曖昧言葉を「します」「こうします」と断定言葉に変えて、お客様の要望などに早急に対応し、信頼される人間になります。


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